勤務している会社から独立してフリーランスとしてやっていきたい、こうした夢を抱いたことがある方も多いはずだ。しかし理想と現実はまた別、フリーランスになったらなったでいろいろと大変なことがあるものだ。
フリーランスでやっていくうえでは、その仕事に必要なスキルや知識はもちろんのこと、性格的な適性も非常に重要になってくる。
自分で仕事（案件）を獲得して収入を得ていく必要があるのだから、どうしても自己アピール・自己プロデュースの能力が問われるのだ。要するに「自分を売り出すのが得意」な人が向いている。
そうなると、やはり消極的な性格よりも積極的な性格の方が向いているだろう。いくら優れたスキルがあっても何もしないでも仕事が舞い込んでくる、ということは滅多にない。
少しくらい自分を大きく見せるくらいの積極性で売り込む必要があるし、そのために時間と労力を惜しまない姿勢も欠かせないだろう。
そして、とにかく行動を重視すること。たくさんの経験を積めば積むほど実績を重ね、また評判を得ることができるようになるので案件の獲得が有利になる。
独立したばかりの頃は、少々条件面で不満がある案件でも積極的に受けるくらいの心構えのほうが先々有利になるだろう。
また、過去の経験で積み重ねてきた人脈を積極的に利用すること。この点でもやはり積極性と行動力が重要で、いい意味で「利用できるものはすべて利用する」くらいの心構えで仕事に望める人のほうが、独立して成功しやすい傾向が見られるのだ。